箱根ラリック美術館の創設者が、
パリの蚤の市でラリックのカーマスコット(車体の前に付けるオブジェ)に出会い、
その美しさに深く感動したことから、ラリック作品を集めるきっかけとなりました。
ジュエリーやガラス工芸品を中心に、約1,500点所蔵されているコレクションの中から、
厳選された約230点を鑑賞できます。
コレクションは、随時展示替えを行っており、何度も訪れたいと思わせてくれる作品ばかり。
箱根を訪れなければ、体験できないアートの世界へ。
ラリックの作品は、繊細で優美なデザインが特徴であり、
ガラス工芸や宝飾品に興味がある方にとって魅力的な美術館です。
特に女性が見惚れてしまうような、キラキラと輝くブローチや髪飾り、
香水瓶なども展示されています。

そして、ラリック美術館のテラスからは、美しい中庭、
ベントグリーン(西洋の芝)の自然風景を一年中楽しむことができます。
季節ごとに咲く花の鑑賞を楽しんだり、暖かい日には外に出て散策するのもおすすめです。
自然に囲まれた美術館は、森林のパワーをいただけること間違いなしです。

美術館をゆっくりと堪能したあとは、併設のレストラン、
グローサリーショップを訪れることも忘れずに。
2年前にリニューアルしたレストラン「Hakone Emoa Terrace(箱根エモアテラス)」では、
カジュアルフレンチとセミビュッフェのレストランと、
ラリックが内装を手がけた豪華列車の中でティータイムが楽しめる「オリエント急行」、
専属パティシエが手作りしているパンとグローサリーショップが併設する複合施設です。

1928年にラリックが室内装飾を手がけたという「オリエント急行」の車両展示は、
社内に一歩踏み入れると、ガラス装飾がとても美しく、優雅な空間が現れます。
豪華な車内でのティータイムは、一度体験してみたいものです。

「Hakone Emoa Terrace(箱根エモアテラス)」でいただけるビュッフェは、
「ジュエリースイーツビュッフェ」をテーマに、
作品のガラスの煌めき・色彩感をモチーフにしており、まるでアートのような美しさは、
食べるのが惜しいと思うスイーツばかり…!

カラフルなスイーツの数々は、
ガラス工芸作家とジュエリー作家の2つの顔を持つラリックらしい、
きらめく宝石をイメージした「ジュエリースイーツビュッフェ」となっています。
こちらで、ぜひ味わいたいのが、宝石をイメージしたチョコレートです。
名前の通り、美しい色とツヤが目を引き、キラキラしていて食べるのがもったいない。

素敵な空間で、見るのも味わうのもワクワクするようなスイーツばかり!
目の保養、心ときめく時間をお過ごしいただけるのではないでしょうか。
