栃木県足利市にある厳島神社 美人弁天は、「すべての女性の健康・長命・美」を司るといわれる、特に女性からの信仰を集めるユニークな神社さまです。
授かれば誰でも美人になるという「美人証明」をいただける足利の厳島神社 美人弁天。
今回は、その美人弁天についてと、お祀りしている神様である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)について、ご紹介したいと思います。
【市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)について】
まず、御祭神は、広島県の 厳島神社の御祭神である市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の分身を祭っています。天照大神と素戔嗚尊の誓約によって生まれた三女神の一柱で、海の神、水の神、そして芸能や財宝、子守の神としても知られています。弁財天とも同一視され、七福神の一柱としても信仰されています。全国の厳島神社にお祀りされることが多いですが、七福神として水天宮に祀られることもあります。
市杵島姫命は、様々な神格を持つ女神様であり、海の神、水の神として、航海安全や豊漁を願う信仰もあります。また、芸能の神、財宝の神、子守の神として、それぞれ異なる願いを叶えてくれる神様としても信仰されています。
特に、弁財天としての信仰は強く、財宝や幸福を招き、芸道上達の功徳を持つ神として、信仰されています。

【ご利益 】
1、「美」(外見だけでなく、内面からの美しさ)
2、「健康」
3、「長寿」
「美・健康・長命」の三願を叶えるとされており、特に女性の内側から輝き出る美しさを守り、証明してくれるとされています。外見的な美しさだけでなく、心穏やかで優しい女性になれるというご利益も伝えられています。

【ご利益アップのポイント】 2つの弁天様について
★水かけ弁天: 鳥居をくぐってすぐ左手にある「水かけ弁天」に柄杓で水をかけることで、災いを洗い流し、不浄を払ってから美人弁天にお参りするのが良いとされています。
★なで弁天: 参拝後、社の前に鎮座する美人弁天の石像をなでると、「健康・長命・美」のご利益が得られるといわれています。別名「なで弁天」とも呼ばれています。

【美人証明について 】
“美人証明”は、足利市厳島神社で発行される、「美人」を証明するお守りです。「美人弁天」にとっての「美人」は、外見的な美しさではなく、全ての女性が持つ、「女性の心のやさしさ」を守り、証明するものです。多くの方がお目当てとするのが「美人証明」です。これは有料で授与されるお守りで、この美人証明を持つことで、心穏やかで優しく、美しい女性になれるといわれています。ハガキサイズとカードサイズがあり、贈り物にも最適とされています。美人弁天にとっての「美人」は、外見だけでなく、全ての女性が持つ「女性の心のやさしさ」を指しています。

最寄りの駅から徒歩20分、さらには住宅街の中にあるという美人弁天。
なかなか個人では行きにくい場所にあります。
そんな女性に嬉しいご利益がいただける美人弁天に行けるツアーがございます。
