こんにちは!横浜、神奈川発着で女性限定の女子限定の旅ツアーを開催している”横浜発着”女子バス旅、添乗員の加納です。

“横浜発着”女子バス旅史上、一番人気だったと言っても過言ではない「東国三社巡り」。その魅力を今回はたっぷりご紹介します♪

千葉県~茨城県にまたがる「東国三社」。そのご利益から最強パワースポットとの呼び声も高い神社です。公共交通機関では中々3社を1日じゃ廻りきらない・・・でも、”横浜発着”女子バス旅なら横浜駅からバスに乗るだけ🥰ラクラクお参りできますよ♡

東国三社巡り の魅力

  • 江戸時代から大人気!ご利益保証のパワースポット
  • 香取神宮は下総国の一宮、道ひらきのご利益アリ
  • 鹿島神宮は常陸国の一宮、勝利祈願・必勝祈願のご利益アリ
  • 息栖神社は鹿島神宮の摂社、縁結びのご利益アリ

東国三社 とは

香取神宮・鹿島神宮・息栖神社の千葉県と茨城県にまたがる三つの神社を巡ること。
江戸時代にはお伊勢参りに次いで広く親しまれていた、とも言われてます。

現代でも旅番組などで頻繁に取り上げられるなど人気・ご利益共に高いパワースポットとして参拝者が後を絶ちません。

特に三社巡りをコンプリートすると「東国三社守」というお守りを頂けます。

まず最初に参拝した1社目でお守り本体をいただき、2社目、3社目ではシールを頂きます。そのシールを本体に貼ると、三角錐型のお守りが完成✨

お守りは「東国一位」とかけて「イチイ」の木でつくられているそう。参拝記念に頂くと、きっとご利益も倍増ですね!

御朱印を集めている方は、東国三社の御朱印を頂くと、最後の神社で記念品を授与頂けます!是非、社務所でお声がけしてみてくださいね😊

香取神宮

  • 御祭神:経津主大神(ふつぬしのおおかみ)
  • ご利益:勝負運アップ、道ひらき等、”意を決す場所”とも言われ心の迷いを祓う力があるとも言われています
  • 御由緒:社伝では、日本の初代天皇”神武天皇”の御代(古代より前の神話の時代)に創建された伝えられています。

8世紀初頭の記録「常陸国風土記」に記載があるので、それより以前の創建は確実とされています。つまりどんなに新しくても、1,300年以上の歴史があるお社ということ😮ロマンですね~✨

さてそんな香取神宮、広い境内には様々な見どころがあります。

まず、国の重要文化財に指定されているご本殿。江戸時代に徳川幕府によって造営されたものです。黒漆を基調とした色合いに極彩色の装飾がとても鮮やか。

神社の威信とパワーを感じさせてくれます。

そして、奥宮も忘れずご参拝ください。本殿の西側、100mくらいの所にあるので見逃しがちですが、とても静かで、本殿とはまた違った荘厳さを感じるお社です。

奥宮では御祭神”経津主大神”の荒魂をお祀りしています。(荒魂:神道における概念で、神の霊魂が持つ、荒々しい側面、荒ぶる魂のこと)

さらに奥宮から2分程の場所には「要石」という霊石が鎮座されています。

地震を起こす大鯰を抑えるため、地中深くまで差し込んでいるとされ、対になる石が「鹿島神宮」にもあるんですよ!

香取神宮の門前で人気なお土産が「厄落とし団子」!神宮の御祭典の一つ「団碁祭」に由来するお団子で、食べ歩きにもお土産にも最適🤤

添乗員・加納コラム~神社と神宮の違いってなに?~

東国三社は、香取神宮、鹿島神宮、息栖神社の三社のことを指します。

この並びを見て、何か気付いた方、いらっしゃいませんか?

そう、息栖神社は「神社」なのに、香取神宮と鹿島神宮は「神宮」という名前がついてるんです。神社と神宮、何の違いがあるのでしょうか?

「神社本庁」のコラムによると、「○○神宮」の社号を付されている神社には「皇祖」や「天皇」をお祀りしている神社や、由緒により古くから呼称として用いられている神社がある、とのことです。

実際平安時代から江戸時代の終わりまでは、日本には「神宮」と名の付く神社は、香取神宮、鹿島神宮、そして神社の大ボス「伊勢神宮」の3つしかありませんでした。それだけでも、この2社がどれほど古来から信仰の篤い神社だったかということが分かりますよね。

明治以降は少し数は増えましたが、それでも第二次世界大戦終了までは、天皇の許可がないと「神宮」と名乗ることが出来なかったそうなので「神宮」ということは、由緒ある歴史の長い神社、なのだな、ということが分かります。

鹿島神宮

  • 御祭神:武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)
  • ご利益:勝利祈願・必勝祈願、旅の安全(鹿島立ち)
  • 御由緒:社伝では、日本の初代天皇”神武天皇”の元年創建。

鹿島神宮もまた、香取神宮と同じく神話の時代から歴史を連綿と繋いできた神社。特に御祭神の武甕槌大神は、日本建国に大きくかかわる重要な神様なんです!

さて、鹿島神宮もまた広大な土地を持つ神社。

いくつか見どころをご紹介していきます!(見どころが多いので、ご本殿などはスキップします・・・💦)

まずは、本殿から、奥宮方面へ向かいましょう・・・。見えてくるのが鹿苑。

鹿島の御祭神、武甕槌大神に、天照大神が伝令をする際に使用したとされているのが「鹿」。以来、鹿は”神の使い=神鹿”として大切にされてきました。

かの有名な奈良公園の鹿たちも、鹿島神宮の神鹿の子孫なんだとか・・・!

次に見えるのが、奥宮。

樹木に囲まれた鬱蒼とした神秘的な社殿が特徴。社殿は徳川家康公が、関ヶ原の戦いで勝利した御礼に奉納したもので、国の重要文化財に指定されています。

続いて、要石。

香取神宮の要石と対になっている石で、こちらは大鯰の頭を押さえていると伝わっています。近くに行って手をかざすとなんとも言えない「力」を感じる不思議な石です。

要石まで、本殿から徒歩で10~15分かかります。そこから更にもし時間と体力に余裕があれば、行っていただきたいのが「御手洗池」。

1日40万L以上が湧き出る池で、水底が一面見渡せるほど澄み切っています。昔は参拝する前にここで禊をしたそうです。

鹿島神宮はとにかく見どころが多い・・・😂境内もとても広いので、是非気合を入れて、回ってみてください!

添乗員・加納コラム~要石伝説~

2022年に大ヒットした新海監督の映画「すずめの戸締まり」。

その映画でも重要なアイテムとして登場した「要石」、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

東国三社の内、香取神宮と鹿島神宮にも「対」になっている「要石」と呼ばれる霊石が祀られているんです・・・。

かつてより、北関東の地は地震が多く、その地震は地中に住む、大鯰が暴れて起こすもの、と考えられていました。その大鯰を抑えるために、香取・鹿島両神宮の御祭神がそれぞれ、香取神宮では尾っぽを、鹿島神宮では頭を抑える石棒を差したんだそうです。

この「要石」、地上から見えるのはほんの一部分で、地中もの凄く深くまで埋まっていると伝わっています。かの徳川光圀公(水戸黄門様)がどこまで深く埋まっているか確かめようと7日7晩にわたって掘らせたものの、いつまで経っても辿り着くことができなかったばかりか、怪我人が続出したために掘ることを諦めた、という逸話もあるそうです。

息栖神社

  • 御祭神:岐神(くなどのかみ)併せて鳥船神(あめのとりふねのかみ)、住吉三神
  • ご利益:交通安全、縁結び、海上守護(住吉三神)
  • 御由緒:創建は応神天皇の御代(西暦2~300年頃)。

三社目、息栖神社は、香取・鹿島に比べると、こじんまりとした静謐な神社です。

利根川の土手沿いにあるので、一の鳥居から二の鳥居まで一直線、というこんなフォトジェニックな写真も撮れちゃいます。

ご本殿から川に向かって4~5分ほど歩くと、小さな鳥居の建てられた二つの四角い井戸「忍潮井」があります。

194年に造られた井戸で、中には瓶がが入っており、1,000年以上もの間、清水を湧き出し続けてきたとされています。

息栖神社は、地元に人々から長年愛されてきたんだな、ということが伝わるような優しい気に溢れた神社。派手さはありませんが、とても美しい気持ちの良いお社です😊

添乗員・加納コラム~東国三社・御祭神同士の関係~

東国三社巡り、江戸時代から現代まで、人々に愛され続けているパワースポット、というお話をしてきましたが、この三社、たまたま近くに3つの神社があった、というわけではないんです。

神話の時代から続く三社の関係について、少しお話したいと思います!

神社、読んで字のごとく、神様のお社を指す言葉です。

ということは、各神社にはそれぞれ個別に「神様」がいらっしゃいます(御祭神と言います)。

東国三社それぞれ、香取神宮の御祭神は「経津主大神」、鹿島神宮の御祭神は「武甕槌大神」、息栖神社の御祭神は「岐神」となっています。

神話の時代のお話、日本の国は「イザナギ」「イザナミ」という男女ふたりの神様から生まれました。この二人の神様がいわゆる八百万の神様を生み出して、日本各地が作られていった、というのが日本の神話のおおまかなストーリーなのですが、その八百万の神様のトップに「天照大神」という女神様がいらっしゃいます(神社の大ボス、かの伊勢神宮の御祭神です)。

ある日その女神様は、自分達神様の住む「高天原」という天界だけではなく、「葦原中国」という地上の国を治める、と決められました。

そこで、その時に地上界「葦原中国」を治めていた神様「大国主命」の元に、使者として「経津主大神(香取神宮の御祭神)」と「武甕槌大神(鹿島神宮の御祭神)」を使わしました。

その際に、道案内をされたのが「岐神(息栖神社の御祭神)」だと伝わっています。

かなり省いた説明ですが、これでこの三社がとても深い結びつきのある神社だ、ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

東国三社巡り、次回の開催は『2023年6月』初の平日開催✨大安です☀

さて、この東国三社巡り、次回の開催が決定しています!なんと、女子バス旅初、平日開催です😊

“横浜発着”女子バス旅では、東国三社巡りだけでなく、香取神宮のお膝元「小江戸佐原」の街散策もできますよ~!佐原のご紹介は、長くなってしまうのでまたの機会に・・・😅

本当に大好評、大満足なこちらのツアー、是非、奮ってご参加ください (^_^)/

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