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寛永寺

徳川家康、秀忠、家光公の三代にわたる将軍の帰依を受けた天海大僧正が創建。
徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門（東北）にあたる上野の台地に建立したといわれています。
徳川将軍家の菩提寺も兼ねており、歴代将軍の霊廟も鎮座しています。
幕末の動乱期を経て、最後の将軍「徳川慶喜公」が、江戸城無血開城後の謹慎の場として使用していたことでも有名です。

上野東照宮

東照大権現（徳川家康公）をお祀りする神社。
久能山東照宮、日光東照宮と共に、三大東照宮とも並び称されます。
金色殿などの貴重な江戸初期の建築物は、戦災や地震にも耐え、今なお当時の面影を伝えています。
数々の戦火・災害を免れているということで『強運』のパワースポットとしても有名です。

皇居東御苑（江戸城）

かつての江戸城の、本丸・二の丸・三の丸に位置。
本丸には江戸幕府将軍の住居や天守閣がありました。
建物の多くは消失していますが、石垣や櫓が堅牢かつ豪華なお城の面影を残しています。

増上寺

その歴史は600年にも上る、浄土宗・七大本山の一つ。
安土桃山時代、徳川家康公が関東の地を治めるようになってまもなく、徳川家の菩提寺として選ばれました。
江戸幕府の成立後は、家康公の手厚い保護もあり、増上寺は大きな隆盛を誇っていきます。
菩提寺として、6人の将軍の他、二代秀忠公の正室「お江の方」や、十四代家茂公の正室「和宮様」も眠っています。