「小江戸」と聞いて、皆さんが思い浮かべる街はどこでしょうか?
多分、一番多い答えは「埼玉県・川越」、なのではないかと思います。

それもそのはず、川越は江戸時代から「江戸の文化が真っ先に伝わる反映した町」という意味あいで、「世に小京都は数あれど、小江戸は川越ばかりなり」と謳われてきた街なんです。

でも実は「小江戸」というのは”川越”だけを指す言葉ではないってご存知でしたか?

実は「小江戸」と呼ばれる街は、首都圏を中心に複数あります。

特に有名なのは、「埼玉県・川越」「栃木県・栃木」、そして「千葉県・香取」。

今回は、”横浜発着”女子バス旅でも訪れることの多い『小江戸・香取』の中にある、「佐原」という地区をご紹介。
川越に負けないくらい、魅力たっぷりの佐原の街、ブログを読んだら行ってみたくなること間違いなしですよ♡

佐原ってこんな場所

古くから「香取神宮」の鳥居前町として発展してきた佐原。
江戸時代に入ると佐原を含む「香取」の街は、舟運の街として隆盛を極めます。
佐原の街の中を通る「小野川」沿いには、物資を陸に上げるための「だし」と呼ばれる河岸施設が多く作られ、「水郷の街」として広く知られるようになりました。

今でも当時の面影を残す、江戸末期から戦前に建てられた木造町家建築、蔵造りの店舗建築、洋風建築などが立ち並ぶ街並みは、まさに”レトロ可愛い”♡
街を歩いていると、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえますよ♪

日本地図のパイオニア「伊能忠敬」は”佐原出身”!

日本史の授業で絶対習う、日本において初めて正確な日本地図を制作したしたパイオニア『伊能忠敬』。
実は実家は、佐原で酒造りを行う、商家だったんだそうです。

佐原にはそんな伊能忠敬の足跡が随所に残されており、17歳から49歳までの30年間を過ごした自宅が残されているほか、街中を通る「小野川」に架かる橋の一つには「忠敬(ちゅうけい)橋」という名前がついています。

さぁ早速、水郷・佐原で”レトロ可愛い”を探しに行こう!

  • 油茂製油(あぶもせいゆ)
  • 大高園(おおたかえん)
  • 正文堂(しょうぶんどう)書店
  • 中村屋商店(VMG CAFE)
  • ワーズワース佐原
  • 佐原商家街ホテルNIPPONIA

油茂製油(あぶもせいゆ)

創業1,630年頃、なんと「日本最古」の油製造・販売店です。
ご先祖は、戦国時代までは千葉国分氏に仕えた武士だそうで、小田原北条氏滅亡後、佐原で製油業を始めたんだとか。
現存のお店は明治25年に建てられたもので、当時の面影がしのばれます。

元々はなたね油を作っていたそうですが、戦後ごま油の製造にチェンジ。
ただし製法はそのまま江戸時代の製法を守っています。
特に伝統技術の「玉絞め」製法で作られた「ごま油」は、本当に香りが高く絶品。
そのごま油で造った「ラー油」も人気で、45gのミニサイズも販売されているので、お土産には最適です♡

大高園(おおたかえん)

油茂製油の2軒隣りにあるお茶屋さんが、大高園。
こちらも1765年創業の超老舗。
かつて「伊能忠敬」の実家「伊能家」にもお茶を納めていたとのことで、「伊能忠敬」愛飲の味を再現した「忠敬好み」が人気の銘茶です。

正文堂(しょうぶんどう)書店

こちらは、1880年・明治時代の建築。その名の通り、元々は本の販売と出版を行ってきたお店でした。
現在はお店の中は「さわら十三里屋」というお芋を使った和菓子屋さんに変わっていますが、外見はそのまま明治のものを残しています。
大学芋がオススメです♡

中村屋商店(VMG CAFE)

江戸末期・1855年の建物で、街の中心「忠敬橋」のたもとにある佐原のランドマーク的建築物。
中村屋商店は、代々荒物・雑貨などを商ってきた商家で、この建物は店舗兼住宅として建てられたもの。
現在でも同じ店舗で「中村屋商店」は営業されているのですが、実は建物の半分はリノベーションされてカフェになっているんです。

目の前に小野川を臨む特等席で、景色を眺めながらゆったり楽しむことができるのは、名物「さつまいもモンブラン」。
メディアにも何度も取り上げられたことのある、佐原の新名物です。
地元産の「紅はるか」を使用し、オーダーが入ってからその場で絞る「生しぼりモンブラン」は見た目も味もバツグン✨です。

ワーズワース佐原

いつも”横浜発着”女子バス旅がお世話になっている、パスタ専門店・ワーズワース佐原。
明治期の古民家を改築した店内で、とっても美味しいオリジナルのパスタがいただけます。
料理には地元産のお野菜もふんだんに使われていて、味も雰囲気も最高です♡

佐原商家町ホテルNIPPONIA

佐原の街をひとつのホテルと見立て、4つの宿泊棟と1棟のレストラン棟が街の中に点在しています。
受付とレストランのあるこちらの建物は、創業300年以上の佐原の酒造「馬場本店酒造」が明治時代より使っていたかつてのみりん蔵。
他にも様々なコンセプトの宿泊棟では、他ではできない「商家宿泊」を体験できます♪

次回「水郷佐原」を訪れるツアーの開催は「2023年12月!」

さて、ここまで魅力をお届けしてきた「水郷佐原」。

“横浜発着”女子バス旅では、「水郷佐原」を訪れる次回のツアーの開催が決定しています!

本当に大好評、大満足なこちらのツアー、是非、奮ってご参加ください (^_^)/

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