神奈川県内には、横浜や鎌倉、箱根といった観光名所が数多くあります。
しかしそういった『超有名』な名所以外にも、神奈川県には『隠れた名所』が数多く存在します。
今回はそういった名所の中でも『パワースポット』にフォーカスしてご紹介をしていきたいと思います。
神奈川県を訪れた際には、こうした隠れたパワースポットにも是非訪れてみてください。
自然との調和や歴史的な魅力、精神的な成長の機会を得ることができ、その場所で感じるエネルギーが、あなたの日常生活にポジティブな影響をもたらすかもしれません。
相模國 一宮 寒川神社
1. アクセス
寒川神社は神奈川県の相模川のそば、海老名と茅ケ崎の間に位置しています。
住所 :神奈川県高座郡寒川町宮山3916
最寄り:JR相模線「宮山」駅より徒歩約8分
2. ご由緒
創建時期は不祥ですがとても古いとされており、約1,600年前の雄略天皇の御代には、既に朝廷との公式なやり取りがあったとの記録が残っています。
古くから関八州鎮護の神としてこの地方の名祠とあがめられており、源頼朝、北條義時、武田信玄等の武将、徳川幕府からも篤い信仰を集めていました。
関東地方において著名な神社の1つであり、年間の参拝客は約200万人、神奈川県内では鎌倉の「鶴岡八幡宮」についで、2番目に初詣の参拝客が多い神社です。
3. ご祭神とご神徳
ご祭神は、寒川比古命(さむかわひこのみこと)と寒川比女命(さむかわひめのみこと)。
こちらの二柱の神様を 寒川大明神(さむかわだいみょうじん) と称します。
また、寒川神社は特に「厄除け」の神社として知られています。
古来より全国唯一の『八方除』の守護神であり、その御神徳はすべての悪事災難をとり除き、福徳開運を招き、生活に限りない恩恵をもたらすと言われているのです。
そういったことからこの寒川神社は、日本で最も昇殿祈祷者が多い神社となっているのだとか。
4. 見どころ
寒川神社は相模國の一宮で、昔から「厄除け」の神様として信仰されてきました。
特に「厄年」にあたる年に「厄落とし」のご祈祷に訪れたり、お宮参りや七五三などのご祈祷のために訪れる方が多い神社です。
そして参拝された際に是非訪れていただきたいのが、寒川神社御本殿の奥に位置する「神嶽山(かんたけやま)神苑」。
御祈願を受けられた方のみが入苑できるお庭で、寒川神社の起源に深く関わりがあると伝えられる「難波の小池」を中心として、池泉回遊式の日本庭園が広がります。
苑の中にある「茶屋 和楽亭」では、庭園の全景を眺めながら、お菓子とお抹茶を頂くこともできるんですよ♡
雨降り山 大山阿夫利神社
1. アクセス
大山阿夫利神社は、伊勢原市にある「大山」の中腹に位置しています。
住所 :神奈川県伊勢原市大山355
最寄り:小田急線「伊勢原」駅より神奈中バス乗車、約25分、そこから大山ケーブルカー乗車、約6分
2. ご由緒
大山は古来から山岳信仰の対象として知られ、社伝では約2,200年前、崇神天皇の御代に創建されたと伝わっています。
山頂からは祭祀に使われたとされる縄文土器が発掘されていることから、本当に昔から篤い信仰を集めた山だったということが分かりますね。
特に江戸時代には、大山阿夫利神社に参拝する『大山詣り』が大流行。年間20万人もの人々が参拝に訪れる、江戸近郊を代表する一大観光地でした。
この「大山詣り」は、古典落語の中で語られた他、数々の浮世絵や伝統芸能の中に今でも息づいています。
3. ご祭神とご神徳
ご祭神は、大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)。
富士山の御祭神「木花咲耶姫」の父君であり、山の神や水の神として信仰されています。また、大山が船の羅針盤となったことから、産業や海運の神としても信仰されているそうです。
江戸時代には、富士登山(参拝)の際、富士山のご祭神の父君である大山にも参拝するという「両詣り」が盛んに行われたんだとか。
4. 見どころ
大山阿夫利神社の見どころといえば、神社から広がる雄大な景色。
標高1,252mの「大山」中腹に位置することもあり、境内からは相模湾や江の島、三浦半島や房総半島を一望できる絶景が広がります。
その景色はなんと、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンの二つ星を獲得したほど。
そして境内には「茶寮石尊」というカフェも併設。
境内で汲むことのできるご神水で淹れたコーヒーや、抹茶をふんだんに使った「升ティラミス」が名物。
ミシュラン2つ星の景色とともに味わうスイーツやコーヒーは最高!
曹洞宗大本山 總持寺
1. アクセス
横浜市内になんと曹洞宗の大本山があるんです。
住所 :神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-1
最寄り:JR線「鶴見駅」より徒歩約5分
2. 曹洞宗とは
『總持寺』は、仏教の宗派の一つ「曹洞宗」の大本山。
曹洞宗とは、日本仏教における「禅宗」の一つであり、その中でも最大宗派で全国に15,000を超える寺院を有し、1,200万人の檀信徒がいるそうです。
日本における曹洞宗の宗祖、「道元禅師」が開かれたお寺で、總持寺はその道元禅師の教えを全国に広めた「瑩山禅師」が開いたお寺なんだとか。
どちらのお寺も、曹洞宗の中心寺院として、今日まで歴史を紡いでいます。
3. 總持寺について
總持寺の正式名は、「諸嶽山總持寺」。その歴史は、700年ほど昔にさかのぼります。
元々は石川県にあった諸嶽寺というお寺を、「瑩山禅師」がお告げによって、諸嶽山總持寺と改められました。
そのお寺が明治時代火事によって焼失してしまい、それをきっかけに、当時鉄道が開通し交通の便もよかった「横浜」の地に、移転することとなりました。
今日では国際都市「横浜」にある禅寺として、国際的な禅の根本道場として偉容を誇っています。
4. 見どころ
日本最大の檀家数を誇る「禅寺」の大本山ということで、なんといっても規模が桁違い。
敷地面積は15万坪にもなるのだとか。一体東京ドーム何個分・・・?という広さに、様々な寺院建築が建ち並んでいます。
禅寺ということで、もちろん写経会や座禅会も定期的に実施。
もっと手軽に禅を体験したい場合は、諸堂内を修行僧の案内で拝観することもできるんです。
修行僧の説明を聞きながら歴史を物語る大名刹を巡るのも、趣があっていいですよね♪
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