海沿いの温かな場所に位置する静岡県熱海市に、

日本一早く梅の見ごろが訪れるという『熱海梅園』があります。

熱海といえば、温泉。明治時代、温泉療養施設「きゅう汽館」が完成したことにより、

開園したのがこの熱海梅園でした。

明治19年(1886年)に開園した熱海梅園は、来年で140周年を迎えるそうです。

約14,000坪の広大な園内には、60品種469本の梅が咲き乱れます。

早咲き種だけでも、270本あるという梅園は、3月のお花見にピッタリです。

今回は、熱海梅園の見どころを3つのポイントにしぼってみました!

見どころポイント①

“園内一の絶景 「香浮橋(こうふばし)」”

見どころポイント②

“梅だけではない!! 「梅園六名木」”

見どころポイント③

“滝の裏側を通る?! 「梅見の滝」”


見どころポイント①

“園内一の絶景 「香浮橋(こうふばし)」”

梅園を流れる川には、5つの橋「梅園五橋」が架かっています。

中でも、一番奥にある「香浮橋(こうふばし)」の周辺は、

その名の通り梅の香りの中に浮かぶような気分になれる美しさ。

高台から橋を見るのも、おすすめです。


見どころポイント②

“梅だけではない!! 「梅園六名木」”

次の見どころは、「梅園六名木」です。

梅園は、“梅の花だけ”に目が行きがちですが、実は素晴らしい木が…!

梅園六名木と呼ばれるのは、

①三つ子樟(みつごくす)、②腰掛欅(こしかけけやき)、③石割榊(いしわりさかき)、

④根なし梅、⑤供養梅、⑥貫一・お宮の梅の6本です。

名前を見ただけで、興味深い木々ばかり。

いずれも深い意味や、一風変わった特徴があります。ぜひ、実際に見てみたいものです。


見どころポイント③

“滝の裏側を通る?! 「梅見の滝」”

梅園の奥には、高さ13m、幅28.5mの大きな人工滝「梅見の滝」があります。「梅園五橋」の他に、名物となっているこの滝は必見です!

綺麗に咲く梅を前にした滝の姿の他、表から見るだけでなく、滝の裏側の歩道を通るのもお忘れなく!お洋服は濡れないのでご安心を!


熱海梅園の梅のイメージが浮かびましたでしょうか。

今回おすすめした見どころポイントの他、中山晋平記念館、沢田政廣記念美術館、韓国庭園や、足湯など素敵な場所がたくさんあります。

お時間がある方は、梅園だけでなく、他の施設も楽しんでいただけるのではないでしょうか。


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